我々のLineや無料音声相談にはおかげさまで日々数多くのご質問やご相談をいただいております。

高校生からの質問がほとんどなのですが、親御さんからのご相談も少なくありません。

そこで、我々が対応してきたなかで多く寄せられる親御さんのご相談例を今回は3つ紹介していきます。

これをご覧になって少しでも多くの親御さんが自分のお子さんの受験についての悩みが解消されると幸いです。

また、これを見て自分のお子さんも大丈夫かなと不安に思った方がいらっしゃいましたら、下記のLineにお問い合わせをしてください

現役東大講師が責任を持って対応させていただきます。
[br num=”1″]

例1:偏差値が高いエリート進学校でおちこぼれてしまった!

学年:高校1年生(2月)高校:偏差値75の地方の進学校

成績:駿台ハイレベル模試偏差値50代前半、マーク模試偏差値65

志望校:東京大学文科三類

相談内容:息子の成績がなかなか伸びません。塾には行かせてはいるのですが、やり方が悪いのか、学校の勉強が結構大変で課題も多くてこなすのに精一杯になっています。学校では落ちこぼれてしまい、正直どうすればよいのか悩んでいます。

このような、かなり偏差値が高いの進学校に進学したは良いものの、落ちこぼれてしまって成績がなかなか上がってこないという高校生は実はかなりいます。

彼らは、一応そこそこの良い高校に進学したので、大学受験を成功させることができる地頭があるにも関わらず、勉強法が間違っていたり、学校や塾などでやっていることのレベルが適さなかったりしているせいで成績が伸び悩んでいる子たちです。

なので、いくらよい進学校に進学したからといはいえ、そこで一旦落ちこぼれてしまうと大学受験に失敗してしまうのです

結果的に1、2ランクくらい下の高校へ進学してそこのトップをずっとキープしつづけてきた人のほうが、合格する大学が良かったりします。

この質問をしてくださった方の息子さんの場合は偏差値75というかなりの進学校なので、確実に東大に合格するための地頭はあるのです

しかし、模試などでなかなか成績が伸びずどうすればよいのかかなり悩んでいらっしゃいました。

また、地方の方ということもあり周りにしっかりとした塾がなく受験の知識がある専門の方にしっかりと相談できなかったケースでした。

お話を聞いてみるとどうやら学校の出す課題や受けさせられる模試がかなりハイレベルなものだったことが分かりました。

例えば数学の例だと、高校で習う範囲を終えていて「やさしい理系数学」(決して易しくはないです。)という実践系の問題集をやらされていました。

このような実践系の問題集というのは青チャートなどの網羅系の問題集をしっかり終えて完璧にしてからやることで初めて効果を発揮します。

一応、学校ではこれまでに青チャートを使用して課題を出していたそうですが、質問者様の息子さんはそのときに課題をこなしていただけで、その問題の一つ一つを完璧に定着させようとはしていませんでした。

なので、青チャートの例題の時点でかなり抜けがある状態になっていたのです

そんな息子さんに実践系の問題集の課題など出してもただ時間を浪費するだけで息子さんの成績を伸ばすのには何の役にも立たないのです

なので一度青チャートまで戻って少なくとも例題はすべて瞬時に解法が思い浮かぶ状態になるまで徹底的にやりこんでいただかなければなりません。

高1の段階でマーク模試が偏差値65あれば、受験本番まで2年以上あるので十分東大は狙えます

このような例のご相談は高2や高3などの方からも沢山頂戴します。

しかし、もっと早く問い合わせていただければ間に合ったかもしれませんが、学校の課題が自分に適していないと気づくのが遅すぎて志望校を下げざるを得ない人は実はかなり多く、かなり勿体無いなと常々思っています

我々からのアドバイス

この質問者様の息子さんの場合はどの教科も学校の出す課題のレベルよりもちょっと低めの基礎レベルの勉強をしなければなりません。

なので、息子さんにあった適切な参考書と勉強法を紹介しました。

ただ、息子さんの学校は偏差値75だけあってかなり難しい課題が多くだされます

長期休暇のあとは必ず課題テストというものがありしっかりやらないとすぐにバレてしまうのです。

とはいえこのままでは志望校の東京大学には絶対に合格できないので学校の課題は適度に手を抜くように言いました

確かに課題を答えの丸写しのようなやりかたでやってしまうと課題テストなのですぐにバレてしまうのですが、課題をこなして学校の先生の機嫌をとるよりも大学受験で成功する方を優先させた方が息子さんの人生を考えた時に絶対に良いのです。

しばらくは学校のレベルに追いつくため課題をサボって学校の先生から冷たい目で見られるかもしれませんが、そこはグッと我慢して、しっかりと息子さんにいま必要な勉強をする時間を確保するようにとアドバイスしたのです

学校の課題は絶対だと考える親御さんもいらっしゃいますが、学校側は自分たちの子供が大学受験に失敗してもなんの責任も取ってくれません

このようなハイレベルな地方の進学校に限って浪人率もかなり高かったりするのです。

そこそこ良い進学校に通って真面目に学校の勉強をこなしているにもかかわらずなかなか成績や偏差値、判定が伸びて来ないという方は今やっている勉強法が本当に適したものなのか今一度しっかり考えてみてください

例2:本格的な受験対策のやり方がわからない!

学年:高校1年生(1月)

高校:偏差値65の地方の進学校

成績:進研模試50代前半

志望校:明治大学政治経済学部

相談内容:高校受験に失敗してしまい、滑り止めの高校へ行くことになりました。大学受験は失敗しないようにできるだけ早い時期から対策していこうと思っているのですが、どの時期までにどの参考書で対策していけばよいのかというのがわかりません。高校の先生のレベルも低く周りにも大学受験専門の塾というのがないのでなかなか相談できる相手がおりません。ぜひ具体的に教えていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

この質問者さんの息子さんの場合は、高校受験に失敗してしまい自分のレベルより1段下のレベルの高校に行ってしまったケースです。

なので学校の定期テストなどではしっかりトップ10に入るくらいの実力を持っています。

しかし、いざ模試となってしまうと偏差値が50代前半と明治を目指すにはあまり良いものではなく、このままでは大学受験も失敗してしまうと不安になり我々に相談下さった例です。

話を聞くと確かに学校の勉強などはしっかりこなしていて、地元の塾にも通っていて勉強は見てもらっていました。

しかし、学校の勉強のレベルがやはり大学受験としては少し低く、模試で点数が取れるような本格的な受験対策はできていませんでした

基本的に偏差値70未満の学校でその勉強が自分のレベルとあっていないと学校だけの勉強で受験を乗り切ることはほぼ不可能です

ごくたまに学校の勉強のみで東大のような難関大学に受かる受験生がいますが、彼らの場合はたまたまそこの先生にしっかりと受験や難関大学の対策法の知識があったからで、このような教員はどこの高校にもいるわけではありません。

また、質問者様の息子さんの場合は1ヶ月限定指導を経て入塾していただいたのですが、そこでしっかりと受験対策をやっていけばかなり伸びることがわかりました。

なので、志望校も明治の政経から早稲田大学の政経までランクをあげました。

これはまだ息子さんが高校1年生であったのと、もともとしっかり学校の勉強をこなす子で日頃から勉強習慣がちゃんとついている子だったので、我々の考えた計画をしっかりとこなす能力があったからです。

このように実際に受験対策を本格的に初めてみると実は、もっと上の大学が目指せるというケースも少なくありません。

特に高校1年生の場合は勉強習慣がしっかりついていている人であれば、受験に時間があるので自分が想定しているよりも上のレベルの大学を目指せるケースが多いです。

これが、2年生、3年生になってくるとその可能性が減るどころか時間が足りずに自分の思っている志望校すら行けなくなるケースがあります

受験というのはどうしても1年、2年単位で計画をたてておかないとうまくいきません。

それだけ受験において時間というものが重要なのです。

このように本格的に受験対策を初めてみると自分が想定していたよりも上のレベルの志望校を目指すことができるケースは少なくないです。

自分が今から本気で受験対策をしたら実際どのレベルの大学を目指せるのか知りたいかたはいつでもご相談ください

我々のアドバイス

このような具体的な受験対策についてのお話の場合ですと、一般的な話はできるのですが、どうしてもしっかり1ヶ月以上指導させていただいて模試の偏差値だけではわからない本人のポティンシャルを把握する必要があります

なので、自分、もしくはお子さんに最適の勉強法が知りたい場合はどうしても、指導が必要になってくるので、1ヶ月限定指導などをご案内させていただいています。

この質問者様も1ヶ月限定指導に申し込んでいただいて、指導をするなかで初めて早慶クラスが目指せることが判明しました

一般的な受験対策法、もしくは模試の成績などを見せていただいた上での我々としての意見を聞きたいだけという場合は大丈夫ですが、一番適した受験対策を教えて欲しい場合は1ヶ月限定指導へのお申し込みもご検討くだいさい

例3:「現代文ができなくて。。。」

学年:高校2年生(12月)

高校:地方の進学校(偏差値不明)

成績:センター同日8割以上、記述模試60~75

志望校:東京大学理科一類、京都大学など各大学の医学部

相談内容:娘の記述模試での現代文の点数がなかなか安定しません。良い時は偏差値が70以上で判定も良いのですが、ひどい時だと、60代前半まで落ちてしまいます。他の教科は安定しているので現代文の点数をなんとか安定させたいと思っております。特に小説読解が苦手です。オススメの勉強法、参考書はないでしょうか?

このように現代文ができなくて国語の点数がなかなか安定しないという質問は親御さんだけでなく、多くの高校生からも寄せられてきます

ただ、現代文という科目は伸ばすのが非常に難しく、また模試によってはかなり癖があり点数が安定せず模試では正確に実力がはかれない科目なのです

特におすすめの参考書が皆無であるということが大きな問題です。

このように現代文は取り組むのがかなり難しい科目です。

しかし、考えて見て欲しいのが本当に現代文をやらなければいけないのかということです。

例えばこの質問者様の娘さんの場合、志望校が東大や京大の理系ということであれば試験での国語の配点は他の教科に比べて低くなります

また、同じ時間だけ勉強時間を割くのであれば、現代文よりも数学や英語、理科など他の科目に勉強時間を割いた方が確実に点数は伸びます

なので、国語に時間をかけるよりも、他の教科に時間をかけた方が合格する可能性は確実に高いのです。

この娘さんの話をよく聞くと、他の科目が安定しているというのは英語と数学の記述模試だけで、東大模試などの志望校専門の模試のことではありません。

一般的な記述模試で偏差値75以上とれるところから東大対策をしっかりやって東大模試で点数が安定するまでに半年以上の対策は必要不可欠です。

なので、英語と数学がいくら一般的な記述模試で安定していたとしてもしっかりと半年以上東大対策を行わなければ東大模試や東大入試で戦えるレベルにはならないのです。

また、理科に関してはそもそも高校の範囲をまだ終えていないということです。

なのでセンター同日でも理科がまだ60点代です。(最終的には余裕で100点が取れるようにならないと東大は難しいです。)

このように、そもそも受験に知識がないがために自分のお子さんがそもそも今どの勉強を優先させなければならないのかということがわかっていない親御さんも多いです。

なので親御さんとそのお子さんが不要な心配をしてしまうケースがあります。

結局受験というものは総合点で受かってしまえば良いので、自分の志望校の配点、合格点、また一般的にどのレベルの人がどの教科でどれくらい点数をとるのかということをしっかり把握しておきましょう。

そして、そこから自分の教科の得意不得意も合わせて大まかに一年後各科目これくらい得点して合格しようという大まかなイメージを持っておきましょう。

我々からのアドバイス

まずこの質問者様の娘さんの場合は早急に志望校を決めた方が良いというアドバイスをしました。

というのもそもそも東大、京大、他の大学の医学部などは問題の傾向がかなり異なります

なのでもう今の時点から志望校をしっかり絞っていかないと対策が遅れてしまうからです。

どの大学を受けるかによっても現代文をどの程度対策しなければならないのかということが異なってきます。

なので、まずは大学を絞っていきましょう。

またどの大学を受けるにせよ理科の範囲を早急に終わらせるようにも言いました。

特に地方の高校だと高3の11月ごろまで理科の範囲が終わらないという学校が多いです。

都心部の有名中高一貫校では数学や理科などの全ての科目を早いところでは高1の時点で、遅くとも高2の最後には終わらせてしまっています

このような人たちと戦っていかなければならないので、学校の進度に沿って勉強していては時間がなくなり手遅れになってしまいます

なのでどこの学校にいくにせよ理科は早急に高校の範囲を終わらせてより実践的な問題演習をしていく必要があるのです。

最後に

以上、親御さんから寄せられる相談例を3つご紹介しました。

どの親御さんも受験に対する正しい知識を得られる環境にいないためお子さんのことで不安や悩みを抱いてしまうケースが多いです。

しかし、我々に相談していただければ志望校合格までに一番の解決策を提示することができます。

もし、少しでもこれを読んで自分のお子さんの受験について不安に思っていることがあれば下記のお問い合わせページのLine@かお問い合わせフォームからメッセージを送ってください

赤門アカデミーの現役東大生講師が責任を持って対応させていただきます。

[br num=”1″]

『東京大学合格者の声』ページへ

『無料音声相談のご案内』ページへ
『【1ヶ月限定指導コース】東大生が疑問を解決し受験計画を作成!』ページへ
『各種プランとご利用料金』ページへ

TOPページへ

TOP