赤門アカデミーの数学
解法を覚えるところから、
初めて見る問題で使えるところまで。
赤門アカデミーでは、市販の参考書や学校で配られた問題集を使い、自学自習を中心に数学を進めます。まず、教科書レベルの問題と典型問題を、何も見ずに解ける状態にします。その後、覚えた解法を初めて見る問題へ使う練習を行い、志望校の過去問へ進みます。
ただし、これはあくまで一般的なカリキュラムです。全員が青チャートを最初から解くわけでも、同じ問題集を同じ速さで進めるわけでもありません。今の学力や学校で使っている教材、志望校、受験までの時間をもとに、始める位置と優先順位を決めます。
大切なのは、問題集を何冊終えたかではなく、解法を自分で再現できる問題がどれだけ増えたかです。
まず、全体像から
数学は、この順番で進めることが多いです。
数学はセンスの科目と思われがちです。けれど、受験数学の基礎段階でまず必要なのは、典型問題の解法を理解し、何も見ずに再現できる問題を増やすことです。まず解法の土台を作り、その後、初見の問題を使っての演習へ進みます。
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教科書・教科書傍用問題集
公式と基本的な解法を確認し、その分野の問題に慣れます。
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網羅系参考書
入試で必要になる典型問題を、何も見ずに解けるようにします。
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実践問題集
覚えた解法を組み合わせ、初見の入試問題へ使う練習をします。
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大学別対策・過去問
答案の作り方、問題の取捨選択、時間配分まで志望校に合わせます。
※ すでに身についている段階は省きます。学校教材を続けた方がよい場合は、新しい参考書へ変更しません。
問題集を指定して終わりではありません。毎回の課題テストや答案を見て、正解したかだけでなく、解法を自分で選べたか、途中式を説明できるか、何も見ずに解き直せるかを確認します。その結果に応じて、次の一週間の問題数と進む範囲を調整します。
教科書・教科書傍用問題集
何も見ずに解ける典型問題を増やします。
受験数学では、問題を見たときに、どの公式や解法を使うか判断できることが必要です。解説を読めば分かるという状態ではなく、問題だけを見て、途中式を含めて最後まで解ける状態を目指します。
そのために最初に使うのが、学校で配られる教科書傍用問題集です。4STEP、4PROCESS、サクシードなどが代表的です。すでに学校で使っているものがあれば、むやみに別の教材へ変えず、その問題集を基礎固めに利用します。
学校教材の例4PROCESS
学校教材の例4STEP
学校教材の例サクシード
学校教材を、最初から全部やり直すとは限りません。
すでに解ける問題まで一律に繰り返すと、必要な分野へ進む時間が足りなくなります。答案や確認テストを見ながら、復習する単元、飛ばしてよい問題、網羅系参考書で補う問題を分けます。
解説が足りないときは、網羅系参考書を辞書として使います。
教科書傍用問題集は、学校の先生が授業で説明することを前提に作られているため、解答解説が簡潔で、一人では理解しにくい問題があります。その場合は、青チャートやフォーカスゴールドなどから類題を探し、詳しい解説を確認します。すでに身についている問題は省き、必要な問題に時間を使います。
網羅系参考書
典型問題を、何も見ずに解ける状態へ。
青チャート、黄チャート、赤チャート、フォーカスゴールドなどの網羅系参考書には、受験で必要になる代表的な問題が例題として収録されています。どの一冊が絶対に正しいというより、学校で使っている教材、志望校、残り時間に合わせて選びます。
大切なのはページ数を進めることではありません。解説を閉じた状態で問題を解き、なぜその解法を選ぶのかを説明できるところまで仕上げます。例題が定着した後、必要に応じて練習問題や章末問題で応用できるかを確認します。
網羅系参考書の例赤チャート
網羅系参考書の例黄チャート
網羅系参考書の例青チャート
志望校によって、必要な範囲と時期を変えます。
- 地方国公立・MARCHなど
- 教科書傍用問題集と基礎問題を中心に固めます。青チャートを最初から最後まで解くことは原則として必須ではなく、解説が足りない問題や必要な分野だけ網羅系参考書で補います。
- 早慶・旧帝大など
- 教科書レベルに慣れてから、青チャートやフォーカスゴールド相当の例題を固めます。例題を何も見ずに解ける状態にし、実践問題集と過去問へ進む時間を残します。
- 東大・京大など
- 同じ基礎固めを早めに終え、実践問題集と大学別対策に使う時間をしっかり確保します。入塾時期や進度に応じて課題量と優先順位を調整します。
赤門アカデミーでは、高2の秋から冬までに、できるだけ英語と数学を仕上げることを理想としています。ここでいう「仕上げる」とは、満点が取れる状態ではなく、志望校の過去問対策に入れる状態まで進むことです。
実践問題集
覚えた解法を、初めて見る問題へ使います。
網羅系参考書の例題が解けるようになったら、入試問題に近い実践演習へ進みます。ここからは、見たことのある一つの解法をそのまま当てはめるだけでは解けない問題が増えます。
文系では「文系数学の良問プラチカ」や「文系の数学」、理系では「1対1対応の演習」「新数学スタンダード演習」「やさしい理系数学」「ハイレベル理系数学」などから、志望校と現在地に合うものを選びます。
すべての教材を順番に解くわけではありません。文系か理系か、志望校、使える時間、過去問で不足している分野を見て、必要なものを選びます。
文系数学で使用する教材の例
文系の数学
文系数学の良問プラチカ
理系数学で使用する教材の例
やさしい理系数学
ハイレベル理系数学
1対1対応の演習
新数学スタンダード演習
実践問題では、解答を読んで納得するだけで終わらせません。最初にどこへ着目したか、なぜその方針を選んだか、別解と比べてどこが使いやすいかまで確認します。答案の途中で方針が止まった場合は、基礎問題へ戻って不足している解法を補います。
大学別対策・過去問
解ける問題を増やした後、合格点の取り方を決めます。
過去問では、一問ずつの解法だけでなく、どの問題から解くか、何分で見切るか、途中式をどこまで書くかを確認します。同じ実力でも、大学によって得点しやすい答案の作り方は異なります。
- 東大・京大など
- 実践問題集を終えた後、まとまった期間を大学別対策に使います。これまでの指導例では、必要に応じて25年分前後の過去問を、3〜6か月ほどかけて扱ってきました。年度ごとの難易度差や頻出分野も見ながら演習し、過去問を終えて余裕がある場合は、大学別模試の過去問も使います。
- 早慶・旧帝大など
- 文系・理系に応じた実践問題集を進め、志望校の過去問へ移ります。これまでの指導例では7〜15年分を一つの目安にしたこともありますが、扱う年度数は出題形式と残り時間を見て決めます。共通テストが必要な場合は、現行課程の過去問や実戦問題集も使い、二次試験の勉強と並行して得点を安定させます。
- 地方国公立・MARCHなど
- 教科書傍用問題集を固めた後、「基礎問題精講」などで入試問題への橋渡しを行います。必要以上に難しい問題集へ広げず、共通テストと志望校の過去問で、合格に必要な問題を確実に取れる状態を目指します。
入試問題への橋渡し基礎問題精講
共通テスト対策・これまでの例実戦問題集
掲載画像は、以前使用していた旧課程版です。現在の指導では、現行課程に対応した共通テストの過去問・実戦問題集から、その時点の学力と目標点に合うものを選びます。
掲載している教材について|このページの参考書・問題集は、赤門アカデミーでこれまで使用してきた教材の一例です。全員がすべての教材を使うわけではありません。現在の学力、志望校、学校で使用している教材、出版状況や改訂に応じて変更します。学校で使っている教材をそのまま使うこともあります。必要に応じて、市販の教材をご家庭で購入していただきます。塾専用教材の販売はございません。
今の問題集を続けるべきか。次へ進むべきか。
答案や志望校をもとに、
数学をどこから始めるかをご提案します。
同じ志望校でも、現在の学力や受験までの時間によって、使う問題集と順番は変わります。2週間体験指導では、実際の答案を拝見し、学校の進度や今使っている問題集を伺ったうえで、数学をどこから始めるかを含めた学習計画をご提案します。まだ2週間体験指導を受けるか決めていない場合も、無料学習相談は、ご本人だけでも保護者の方だけでもご利用いただけます。
無理な勧誘はいたしません。別の選択肢が適している場合は、その旨もお伝えします。