アカデミーに入る前の自分 私は小中高と熊本の公立の学校に通いました。 小中学校は山や川などの自然に囲まれた、静かな村にあります。 学校での勉強と放課後に学童で遊ぶことが楽しかったのを覚えています。 塾は小学校6年生の時にKUMONに夏休みだけ通って、英検3級を獲得していました。 中学校に上がって、初めての定期試験の時、80人中3位につき、勉強を頑張ろうと思い始め、隣町の中学生向けの集団指導塾(九州圏内のみ)に通い始めました。 無事中学校を卒業し、熊本県のTOPの公立高校(自宅から電車と車で40分)に進学しました

なぜアカデミーに入ったか

高校1年生の時は英語の勉強が楽しくて、英検準一級を取得しました。 英語、国語、物理はとても好きだったのですが、数学と社会の点数が伸び悩み、自分の進路に悩みました。 1月からコロナ禍に入り、学校がオンライン授業へと切り替わり、それまで自宅で勉強する習慣が身に付いていなかった(塾or図書館で自習していました)自分は、勉強する環境を整えたいと思い始めました。 そこでまず高校の近くの自習室を見つけ、毎日入室し、自分なりに予習と復習を始めました。 しかし、気になるのは高二の6月までの勉強の遅れです。 予習と復習を繰り返して勉強の習慣はつきましたが、勉強計画自体をもっと改善できると思いました。 当時、自分には時間と環境はありましたが、目標がありませんでした。 そこで、自分の得意分野を鑑み、東京大学へ文系として進学しようと決断しました。 東大入試の基本(一次二次試験の合格平均点など)の情報を集めましたが、自分の遅れを取り戻すにはどうしたらよいか、過去問の使い方はどうすべきかといった点は解決できませんでした。 悩んでいた最中に偶然赤門アカデミーの広告が目に入りました(東大受験と何度も検索していたので)。 よく読んでみると、個々の状況に合わせて地方の高校生を対象として、オンラインで東大生が勉強計画を立て、毎授業ごとに理解度をCHECKしてくれるという建設的な内容でした。 そこで、自分の目標に沿う勉強を始めたいと、高二の8月に赤門アカデミーに入りました。 [char no=”1″ char=”東大生講師 T”] Nさんは、1ヶ月限定指導という体験コースを受けてくれていたときから、出された課題をしっかりとこなすことができていました。指導時の理解度テストでも、Focus Goldなどに書いてある解答を十二分に再現してくれていました。勉強をすればした分だけ伸びていく子だなと思ってはいましたが、高二の8月から本格的に勉強をはじめるというのは、周りの東大受験生と比べるとかなり遅れがありました。この時点では、合格できるかどうか我々としてはまだ確信がありませんでした。 [/char]

アカデミーに入ってから(高校2年生編)

まずは数学と英語を固めました。 数学はFOCUSGOLDの例題を、答えがすぐに浮かぶまで解くことから始め、英語はレベルを確認した後に例文暗記と構文理解、英単語やイディオムの暗記から始めました。 数学は、高二の1月には数1A数2Bを網羅することができ、英語は、高二の秋には基礎が固まり次第、過去問を解き始めました。 始めは今までとは比にならない勉強量に苦しみました(朝7:00から学校で自習し、22:30に自習室を出ることが日課)。 しかし、ルーティン化していくうちに徐々に慣れ、学校の定期試験や定期的な模試で数学と英語の成績がメキメキ上がり、自信がつき始めました。 [char no=”1″ char=”東大生講師 T”] 数学のFocus Goldが8月から1月の半年ですべて網羅してしまったことは、今後の受験上かなり有利になりました。普通の生徒は1年くらいはかかります。Nさんは、ただ机に座って作業しているだけの身にならない勉強時間ではなく、着実に何かを習得していくことができる集中力の伴った勉強時間を人の2倍に増やすことが出来ていたのだと思います。幸い英語は入塾時から勉強が進んでいたので、ある程度英数を仕上げた上で高校3年生に入ることが出来ました。ここでやっと東大に受かる子の勉強の進度の一歩手前くらいまで追いついたのです。 [/char]

アカデミーに入ってから(受験生編)

高三に上がると、社会の積み残しが多かったことから、数学と英語の過去問を進めながら、社会の勉強を本格的に始めました。 高三までに英数の基礎ができていたため、社会の比率を上げることができました。 世界史と日本史を選択しており、世界史は定期試験で並の成績しか取れていなかったので、多々抜けがありました。 教科書を読みながら思い出す作業を繰り返したり、一問一答を声に出したり、親に問題を出してもらって答えるという問答形式で確認を繰り返したりといった方法で基礎を積み上ました。 そして、過去問を用いた論述を、思い出しながら書いたあとで、教科書を用いて知識を補充することで世界史に触れる時間を増やしていきました。 日本史は暗記というより記述力なので、過去問を解いてアカデミーの先生に添削してもらうという方法で東大日本史になれていきました。 高三の夏から徐々に判定も良くなりましたが、模試によってはE判定も出ていたので、気を抜かずに、自分の実力を把握しつつ日々の勉強に励みました。 [char no=”1″ char=”東大生講師 T”] 高校2年生のときにFocus Goldを半年で網羅できたことが、今後の受験勉強を有利にしました。高校3年生になってからは、英数の過去問を解き進めるだけでなく、社会の勉強にも時間を割くことができ、当初は間に合うかどうかというところでしたが、合格を我々に予感させるようになりました。また、秋の模試にはA判定も取れていましたが、やはりE判定も出てしまうというブレがまだありました。秋以降自分の良い判定に甘えず気を抜くことなくしっかり勉強を進めてくれたことが合格につながったのだと思います。 また、東大の過去問演習では、我々の添削をうまく活用してくれました。我々の指摘を一つずつ改善し、今後の答案に反映させていこうという意識を持ちながら勉強してくれたことがNさんの成長を促進させました。 [/char]

アカデミーに入って良かったこと

①勉強の遅れ(特に数学)を取り戻せたこと

自分が数学ができなかった理由は、主にノウハウを知らずに勉強時間を十分に割けていなかった点にありました。 情報も少なかったので、自分がなぜ数学ができないのか、原因を突き止めることは難しく、高2の夏まで苦労したものの、全く成績が上がりませんでした。 しかし、FOCUSGOLDを通じて解法を理解し、論理的に解答を組み立てることができるようになり、高校で文系トップの成績を取ることができました

②過去問に早くから取り組めたこと

過去問については、早くから取り組んで、何周もして、自分の納得のいく解法を覚え込むことが大事だと思います。 受験期に鬼滅が流行りましたが、炭治郎のように型を覚え込むことは、最終的に受験の時に積み重ねた経験として大変役立ちます。 「この問題、あれに似てるな。」とか、「全体の構成から見てこの問題には時間を割くべきだ。」とか、「この表現面白いな。」といった形で、結びつきが生まれ、徐々に過去問の解き方がわかり、最終的に、過去問を解くこと自体が楽しくなりました。 [char no=”1″ char=”東大生講師 T”] 東大の問題には型があるということに受験生のときから気づけていたというのは、合格する人にある特徴です。そういったことに注目できると、過去問を10年分解いたころに、あの問題とあの問題は似ているな、同じことを聞いているなと気づくことができます。過去問を復習する際に、このように型を覚え込むことが不十分であると、いままでにやった過去問で得たノウハウが、次の過去問で活かせません。なので、同じ型の問題に気づけなかったり、さらには過去問を二周目に解くときも同じ問題が解けなかったりします。 [/char]

③東大生の先輩に話を聞くことができること

地方の高校生は、毎週、東大生と直接話すことは、なかなか難しいです。 オンラインで、定期的に勉強の相談をし、受験期の先輩の話を聞いて自分と比べてみることで、全受験生の中での自分の相対的な位置が徐々にわかりました。受験期の判断材料の一つになると思います。

④勉強の遅れや過去問の解き方など、個別に対応した計画を立て、スムーズに実行するための道筋を示してもらえること

FOCUSGOLDも、過去問も、「やって良かった。」「大変役に立った。」と思います。 これらを始めたきっかけは赤門アカデミーに出会い、挫折することのないよう、解くときのポイントや毎日の勉強のコツを毎週教えていただき、ルーティン化できたことにあります。 自分で建てた計画だと、疑心暗鬼になったり、途中で他の教材をやってみたりと非効率的な勉強が続いてしまいます。 受験までの長いスパンを鑑み、現実的な戦略をたてることができれば、受験期の柱となり、メキメキと成績を上げる第一歩につながると思います。 [char no=”1″ char=”東大生講師 T”] Nさんは、東大に合格できるポテンシャルがありながら、東大受験に対するノウハウや情報が地方にいるという理由で手に入れることが難しかったという状態でした。Nさんのように東大に受かる実力がありながら、ノウハウがなかったり勉強が遅れていて現役で合格できない人はたくさんいます。もしNさんが入塾するのが2, 3ヶ月遅ければ結果は変わったかもしれません。また理系の人はこれに数3の勉強も加わるのでNさんと同じ期間では間に合わないかもしれません。Nさんのように地方からでも時間とノウハウがあれば十分合格は可能です。少しでも東大受験を視野に入れている人は、遠慮なく我々にお問い合わせください。 [/char]]]>

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