指導と指導の間に、何をするのか

課題テストの結果から、
次の1週間を決めます。

赤門アカデミーでは、月4回を基本として、課題テストまたは過去問演習と1対1指導を行います。前回の課題が身についているかを確認し、できなかったところや次に進めるところを見たうえで、次回までの教材・範囲・問題数を決めます。

同じ高校2年生でも、英単語の復習が必要な塾生さんと、志望校の過去問に入り始める塾生さんでは、1週間の課題は異なります。英語と数学の進み方が同じとも限りません。このページでは、赤門アカデミーでこれまで出してきた宿題量と、学習時間の目安を紹介します。

量を決める前に

まず、前の1週間で何が身についたかを見ます。

宿題を終えたかどうかだけでは、次の範囲へ進みません。テストの点数、答案の途中式、英文の訳し方、音読や口頭説明を確認し、覚え直す範囲と新しく進む範囲を分けます。

  1. 課題テスト・過去問演習

    前回の課題が、何も見ずにできるかを確認します。

  2. 答案と考え方の確認

    正誤だけでなく、途中式、解く順番、訳し方、かかった時間を見ます。

  3. 次回までの課題を決定

    教材、範囲、問題数、復習方法、優先する教科を具体的にします。

  4. 指導日以外も確認

    チャットで学習状況や質問を確認し、必要があれば次の指導へ反映します。

※ 以下の教材と数字は、これまで実際に出してきた宿題の例です。全員に同じ量を課すものではなく、教材の周回数、理解度、志望校、学校生活によって調整します。

高校範囲の基礎を固める段階

高校の勉強を始めたばかりの高校1年生や、中学生のうちから高校範囲を先取りする場合に多い宿題です。英語は単語と文法、数学は教科書傍用問題集と青チャートなどを中心に進めます。

1週間の宿題例

  • 英単語:300〜1000語。1周目は300語程度、2周目以降は500語以上を復習することがあります。
  • 英文法:基礎問題集を1〜3章。
  • 数学:4STEP・青チャートなどを0.5〜1章。
指導の考え方一度に覚える量と、1週間で確認する量は違います。英単語の300〜1000語は、毎週すべてを新しく覚えるという意味ではありません。1周目は新しい範囲を300語程度進め、2周目以降はすでに取り組んだ範囲を含めて、500〜1000語を短い時間で確認する場合があります。単語帳を何周したかだけでなく、小テストで答えられるかを見て次の範囲を決めます。

英文法は、すでに学校で学んだ範囲なら3章ほど進むことがあります。初めて学ぶ範囲や、理由を説明できない範囲は、1章ずつ進めます。

数学は、勉強方法に慣れるまで1章に3〜4週間かかることもあります。最初から速さだけを求めず、入塾後3か月ほどを目安に、2週間で1章程度を進められる状態を目指します。

標準問題へ進む段階

単語と文法の基礎が固まると、長文読解を加えます。英単語は新しい範囲だけでなく、すでに覚えた範囲を忘れないための復習が中心になります。

1週間の宿題例

  • 英単語:既習範囲を1000語程度復習。
  • 英文法・語法:1周目は100問、2周目以降は200問程度。
  • 英語長文:ハイパートレーニングなどを3題程度。
  • 数学:4STEP・青チャートなどを0.5〜1章。

英文法・語法の問題集は、400〜600問ほどの網羅的な教材を使うことがあります。1周目は1週間に100問ほど進め、2周目以降は間違えた問題を中心に速度を上げます。

指導の考え方
長文は、問題を解いて採点するだけでは終わりません。文構造と訳を確認し、音声がある教材は、1日3〜5回ほど音読します。この復習まで含めて1題と考えます。

共通テスト対策に入る前後には、基礎事項を時間内に処理する練習として、過去のセンター試験問題を使うこともあります。現在の入試形式の対策は、共通テストの過去問や模試問題で行います。

難関大対策・過去問へ進む段階

標準的な長文や数学の典型問題が安定して解けるようになると、志望校に合わせた教材と過去問へ進みます。英語は難関大向けの単語、英文解釈、長文を組み合わせ、数学は文系と理系で内容を分けます。

英語の宿題例

  • 難関大向け英単語:200〜500語。1周目は200語程度、2周目以降は500語程度。
  • 英文解釈:ポレポレなどを10〜25題。1周目は10題、2周目以降は17〜25題程度。
  • 英語長文:難関レベルの長文教材を3題程度。

英文解釈では、複雑な文を読んで終わりにせず、文構造を書き込み、音読した直後に口頭で和訳できるところまで繰り返します。初めて取り組む週と復習週では、同じ教材でも問題数が変わります。

文系数学
青チャートなどで数学II・B・Cまでの基礎を終えた後、一対一対応の演習など、入試問題を使った教材を1週間に1章程度進めることがあります。
理系数学
数学III・Cを進めている間は、4STEPや青チャートなどを0.5〜1章ずつ続けます。計算量が増えるため、章数だけでなく、途中式と解き直しに必要な時間を見て量を調整します。

過去問演習に入った後は、志望校、年度、得点、時間配分、答案の不足によって課題が大きく変わります。できなかった単元は、過去問だけを繰り返さず、基礎教材へ戻って確認します。

学校の授業以外で、どのくらい勉強するか

学年が上がるにつれて、学習時間も増やします。

以下は、難関大学を目指す場合に、学校の授業外で確保したい学習時間の目安です。学校の宿題、定期テスト対策、塾の課題、自主的な復習を含めて考えます。部活動、通学時間、現在の進度によって、平日と休日への配分は変わります。

  • 高校1年生平日3〜4時間
    休日5時間程度
    英語を1〜2時間、数学を2時間ほど行う配分が一つの例です。休日に新しい範囲を進め、平日は復習と確認に使うこともあります。
  • 高校2年生平日5時間
    休日7時間程度
    英語を2時間、数学を3時間ほど行い、休日は理科・社会・国語や学校課題にも時間を使います。高2から基礎を始める場合は、志望校までの残り時間を見て量を調整します。
  • 高校3年生・浪人生平日6〜7時間
    休日8時間以上
    高3は、学校がない日にどれだけ過去問やまとまった演習時間を確保できるかが重要です。浪人生は、授業の復習を含めて7時間以上を一つの目安にします。
指導の考え方
年間350日ほど、授業以外に1日平均4.5時間前後取り組むと、3年間では約4700時間になります。これをもとに、高校3年間では4500〜5000時間程度を一つの設計目安にしてきました。毎日同じ時間を勉強するという意味ではなく、高1は基礎、高2は演習量を増やし、高3は過去問と受験科目全体に時間を使う考え方です。

この数字は合格を保証する基準ではありません。高1・高2のうちに英語と数学が進んでいれば、高3で必要な負担は変わります。反対に、受験学年から基礎を始める場合は、同じ時間でも教科の優先順位を厳しく決める必要があります。

時間を記録すること自体が目的ではありません。課題を終え、何も見ずに解き直し、次のテストで確認できるところまでを1週間の学習に含めます。

掲載している教材と数字について|教材名、問題数、学習時間は、赤門アカデミーでこれまで行ってきた指導の一例です。全員が同じ教材を同じ速さで進めるわけではありません。現在の学力、志望校、学校で使用している教材、出版状況や改訂、受験までの時間に応じて変更します。

自分の場合は、どのくらいの量になるのか。

今の答案と生活時間を見て、
最初の1週間を決めます。

2週間体験指導では、課題テストと実際の指導を通して、現在の学力と進め方を確認します。そのうえで、使用する教材、1週間の範囲、教科の優先順位を整理した学習計画をご提案します。まだ体験を決めていない場合は、無料相談からでも大丈夫です。

無理な勧誘はいたしません。別の選択肢が適している場合は、その旨もお伝えします。

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