東大の自由英作文と和文英訳になります。 なので、赤門アカデミーの東大英語対策では、自由英作文と和文英訳の対策に特に力を入れています。 今回は、この自由英作文のと和文英訳の赤門アカデミーでの対策においての添削例をご紹介します。 この和文英訳によって、どこまでしっかり対策しなければいけないのかということがわかると思います。 今後東大を受験する人、もしくは受験を考えている人は是非参考にしてください。

添削例1:自由英作文

まず最初に、以下のような問題についての生徒の答案を見ていきたいと思います。
幼少期に、複数人で協力してなし得たことで、最も達成感があったことについて60~70語の英語で述べよ。
I was in a soccer team in my town, when I was in elementary school. I was not a good player, and couldn’t make goals in my games in the first time. My teammates give me an advice and help me with my practice. With their support, I finally could make a goal in the game. I felt very happy. And it became a good memory in my childhood.

話題の選定について

まず、英語の文法や語法の細かい注意点を指摘する前に、まず話題の選定について解説します。 基本的に、自由英作文では、その名の通り、自由に話題を選んでよいです。 しかし、自分の書きたい内容を優先した結果内容が難しくなってしまい、正しい英語が書けていない答案をよく見ます。 この問題であれば、例えばとある科学コンテストに出場し、その時の実験の成功したことついてのテーマで書いたとしましょう。 この場合、実験の詳細などは正しく英語で記述できるでしょうか? 難しい科学用語は綴りや語法を間違えずに使えるでしょうか? 専門性の高い用語や聞いたこともない英語を入試の自由英作文で書くのはリスクが高すぎます。 それに対して、今回の答案はどうでしょう? サッカーの試合に出場し、ゴールを始めて決めたときに達成感を感じたことであれば、かなり簡単な英語で書くことができます。 なので、今回の答案の話題の選定は良いものだと言えます。 たとえ、この人が本当にサッカーチームに昔属していなかったとしても、試験の採点管は知る由もないので、作り話でも簡単な話題を書くべきです。 もちろん、正しい英語がかけるのであれば、もっと高度な話題でもいいでしょうが、最初のうちは書きたい話題よりも簡単な話題をあえて選んだほうが結果的に正しい英語を書きやすくなるのです

1文目

それでは、次に細かい修正点を見ていきます。 まず1文目ですが、whenから始まる副詞節の前にカンマがあります。 基本的に、従属節が前に来る場合はカンマが必要ですが、この場合は不要です。 また、今回は幼少期になし得たことがテーマなので、whenの節は文の前に持ってきたほうがよりわかりやすいでしょう。(もちろんこれは、ミスではありません。)   さらに、「チームに入っている。」は、”I am on a team.”になります。 日本語のイメージとして、「チーム(の中)に入っている。」というものがあるので、inを使ってしまいがちですが、正しくはonです。 このように前置詞の使い方は時と場合により厳格に決められているので、経験値として、それぞれの用法を知っておく必要があります。 よって、文を修正するとこのようになります。
When I was in elementary school, I was on a soccer team in my town.

2文目

こちらも、カンマについてのミスがあります。 andの前のカンマについては、andが結んでいるものが完全文であればカンマが必要です。 しかし、この場合、andの後ろには主語が省略されているので、カンマをつけません。 あまり学校では習わないかと思いますが、1文目同様にカンマの位置はしっかりと決まっているので、それぞれ用法を厳格に知っておきましょう。   後半の” in my games in the first time”は「最初の数試合で」、という意味で書いたのでしょうが、これも間違いです。 正しくは、” in my first few games”になります。   ここからは、ミスではなく更に表現を良くするための修正点です。 まず、goodというのは形容詞として、平凡すぎて、幼稚な印象を受けます。 こちらをsuccessfulにかえるとさらに英語らしい英文になります。 また、goalsの前にanyという単語を入れると「最初の数試合で全くゴールが決まらなかった。」ということがより強調されます。 なので2文目は以下のように修正できます。
I was not a successful player and couldn’t make any goals in my first few games.

3文目

まず、3文目のミスとして最も目立つものは時制です。 この文章全体は過去に起こったことなので、基本的にすべて過去形で書かなければいけません。 英作文では時制でのミスが非常に起こりやすいです。 この英作文のように、過去の出来事について語る場合は、全て過去形で書きます。 このことがわかっていても、過去についての記述を、英文を書き進めてうっかりしていると、現在系で書いていしまうというミスをたまにやってしまうので、最後に書き終えたあとでよく見直すことが必要です。   そして、adviceの前のanは不要です。 冠詞は、英語において最も難しい文法テーマの一つです。 この場合は、adviceは不可算名詞なので、anを書かないということになるのです。 アドバイスというのは一個二個と数えられそうな気もします。 しかし、日本語の感覚として数えられるかどうかというのは判断材料になりません。 各名詞、それぞれの意味において可算名詞か不可算名詞かが決まっているのです。 これは、英作文をして疑問に思ったり、誰かに指摘されてミスを修正されるたびに一つ一つ覚えていくしかないのです。 また、一つの単語でも、意味が異なると可算、不可算が変化する場合があります。 adviceの場合「報告」の意味を表すときに関しては、可算名詞になります。 冠詞はどうしてもそのあとに続く名詞の可算、不可算あるいは単数複数が関わってくるので、難しいのです。 自分で一度間違えたときに一つ一つ確実に覚えるようにしましょう。   以上をふまえると3文目はこのようになります。
My teammates gave me advice and helped me with my practice.

4文目

4文目にはcouldを使っている部分に誤りがあります。 「ゴールを決めることができた。」ということを表したいのでしょう。 しかし、couldには過去の出来事でそれが実際にできたことを表さないのです。 couldというのは単に、過去のそのことをする能力があった、もしくはそれをすることを許されていたということを表すだけであって、実際にやったかどうかは表さないのです。 しかし、日本語で「〜することができた。」という場合は概ね「それをする能力があり、かつ実際にやった。」という意味になります。 なので、その場合は単純にwas able to doを使ったり、完了形を使ったり、あるいは何も助動詞を使わない普通の文にしたりという選択肢があります。 今回はこの4文目を以下のように修正してみました。
With their support, I finally made a goal in the game.

5, 6文目

まず、文の前にandを書くのはやめましょう。 基本的に、and but or so forなどの等位接続詞を文頭に持ってくることはできません。 等位接続詞はあくまでも文をつなぐ役割をします。 その場合、使い方は1通りで、S V, and S V.という風にしなければいけません。 2文目にもありますが、後ろに主語がなく完全文でない場合は、カンマを使いません。 そして、この文を切って、S V. And S V.としてはいけないのです。 このように、文を切りたいが、接続詞のように前の文をつなぐ言葉がほしいという場合は、接続副詞というものを使います。 then, however, thusなどがこれにあたります。 よくありがちな例では、butを文頭に持ってきてしまうことです。 この場合は単純に文頭のbutをhoweverに変えて、その直後にカンマをつければ大丈夫です。 今回の場合はandの接続なので、文を単純に何もつけずに切るか、つなげて一つの文にするかという選択肢があります。
I felt very happy, and it became a good memory in my childhood.
このように修正してみました。   また、これも前置詞のミスですが、「〜のころの記憶」という場合はofを使います。 なので、 a good memory in my childhood → a good memory of my childhood と修正します。   さらに、これは間違いではありませんが、2文目同様に、happy やgoodなどの形容詞は曖昧で幼稚な印象を持ちます。 なので、別のより具体的な形容詞を使うと英語らしい文章が書ける人だと思われ、多少の細かいミスも見逃してくれる可能性があります。 なので、最終的にこの2文を以下のように修正してみました。
I felt very fulfilled, and it became a precious memory of my childhood.

フォーマットを整える

英作文の初心者は、英文を一文一文改行して書く人が多いですが、これは大きな間違いです。 下手をすると大きく減点される可能性すらあります。 基本英語で改行してしまうと、そこで段落が終了したことになります。 なので、この場合、1文1文が一段落になってしまうのです。 もちろん会話文を作文するときに例が与えられていて、そこで一文一文が改行されている場合などは、それに従ったほうがいいでしょう。 しかし、基本的に指示がない場合は、改行せずに、一文ずつ詰めて書いたほうがいいです。 以上を踏まえて、全体を修正すると以下のうようになります。
When I was in elementary school, I was on a soccer team in my town.   I was not a successful player and couldn’t make any goals in my first few games.   My teammates gave me advice and helped me with my practice.   With their support, I finally made a goal in the game.   I felt very fulfilled, and it became a precious memory of my childhood.
 

添削例2:和文英訳

次に、和文英訳の添削例として以下の日本語の訳例を見てみようと思います。
何でも鵜呑みにせずに、一次情報を確認することは大切だ。
この日本語に対するこのような訳例を添削していきます。
It is important not to drink everything you can and check the first information.
まず、第一に「鵜呑みにする」という日本語の意味を正しく英訳することがこの問題は難しいです。 weblioの国語辞典では「鵜呑みにする」の意味は以下のようになっています。
  1. 食物をかまずにのみ込むこと。まるのみ。「飯を鵜呑みにする」
  2. 物事の真意をよく理解せずに受け入れること。「宣伝文句を鵜呑みにする」
この場合2.の意味であることは明らかですので、drinkという動詞を何も考えずにそのまま使うのは適切ではありません。 例えば” believe in everything without thinking carefully”もしくは、” blindly believe everything “などが良いでしょう。 また、この英文ですと、not to というのが文末までかかっていて、以下のような文構造になっています。
not to (drink everything you can and check the first information).
なので、これでは「できる限りのものを飲み込み、最初の情報を確認しないことは、」 になってしまうのです。 例えば、以下のうように文章全体を直すとそれが回避できます。
It is important to check the first information instead of blindly believing everything.
最後に、一次情報というものを直訳して”the first imformation”としていますが、これは間違いです。 このような英語は存在しません。 一次情報は正しくは “firsthand information” もしくは “primary source”といいます。 しかし、これらの英語は知らないと使えません。 こういう場合は、一次情報の意味を考えて、訳すというよりは英語でその意味を説明するとうまく直訳を回避することができます。(もちろんしっかりと直訳できたほうがいいですが。) 一次情報とは、本人が直接体験し、得た情報です。 なので、例えば、direct informationもしくは、sorce of the informationとしてもいいと思います。 最終的に修正すると以下のようになります。
It is important to check firsthand information instead of blindly believing everything.
赤門アカデミーでは、和訳の問題はまずは直訳してみることを強く薦めていきます。 しかし、逆の和文英訳の場合直訳は厳禁なのです。 これは、英語がある程度文法規則がしっかりした論理的な言語なのに対して、日本語が曖昧な言語だからです。 なので、最初の約例のように、とにかく直訳してしまうとかなり歪な英語が出来上がってしまうのです。 和文英訳では、訳すというイメージすら捨てたほうがよいです。 どちらかというと訳すのではなく、日本語で書いている内容を具体的に英語で説明してあげるといった感じのイメージを持って取り組んだほうがきれいな英語を書くことができます。 和文英訳は、直訳にならないよう、しっかりと日本語の意味を考えて、間違えのない適切な英語に変換しましょう

まとめ

以上が、赤門アカデミーの自由英作文、および和文英訳の添削例です。 このように、学校や他塾では、教えてくれないノウハウや語法の規則などを盛り込みながら、かなり高い水準で英作文の添削をしています。 英作文では、ぱっと答案を読んで、「この人は英語を使って、文章が書けるな。」と採点者の思わせることが重要です。 なので、まずは文法的に正しい英文が書けることを最低限の目標としています。 ただ、文法的に合っていれば自然な文章になるわけではありません。 なので、より英語らしいきれいな文章を目指して添削しています。 このような高水準で英作文を添削すると、東大英語の英作文や、京大英語の難しい和文英訳にも難なく対応することができるのです。 英作文の勉強で悩んでいる人は是非参考にしてみてください。 また、英作文のこと、もしくはそれ以外の勉強のことでなにか相談したいことがある方は、下記のリンクから、気軽に問い合わせいただけると幸いです。 [br num=”1″] [br num=”1″] →『Line@から寄せられた親御さんからの質問3例と東大生講師の回答』ページへ『東京大学合格者の声』ページへ『【1ヶ月限定指導コース】東大生が疑問を解決し受験計画を作成!』ページへ『各種プランとご利用料金』ページへTOPページへ]]>

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