国立大の推薦でも、
一般入試の勉強は必要です。
国立大の推薦は、志望理由書を書いて面接の練習をすればよい入試ではありません。共通テストを使う大学がありますし、推薦で不合格になれば、その後は一般入試を受けることになります。
そのため赤門アカデミーでは、推薦を考えている塾生さんにも、一般入試の勉強を止めないようにお伝えしています。
2017年の開校以来、難関国立大の一般入試を中心に個別指導をしてきました。推薦についても、書類や面接だけを別に考えるのではなく、一般入試の勉強とどう両立するかを含めて一緒に考えます。
- 国立大の推薦を考えているが、何から始めればよいのか分からない
- 推薦と一般入試の両方を受けるべきか迷っている
- 推薦の準備を始めると、一般入試の勉強が遅れそうで心配
- 高3になってから「志望理由書に書くことがない」となるのが不安
- 指定校推薦と国立大の推薦の違いがよく分からない
- 学校や現在の塾に、推薦について相談できる相手がいない
なぜ一般入試の対策も必要なのか
共通テストを使う大学があります
国立大の推薦では、共通テストの成績を合否判定に使う大学・学部があります。たとえば東京大学は、学校推薦型選抜について次のように公表しています。
もちろん、これは東京大学の場合です。他大学にそのまま当てはめることはできません。
ただ、共通テストで点数が必要なのであれば、やることは一般入試と同じです。志望理由書を何度書き直しても、共通テストの点数は上がりません。
推薦で不合格になった場合、受験は続きます
推薦は、残念ながら落ちることがあります。落ちたら、そのまま一般入試です。
だから、推薦の準備をしている数か月も、英語と数学は止められません。ここで手が止まると、推薦が不合格な場合に困ることになります。
積み上げた学力が、推薦を受けたせいで消えるわけではありません。赤門アカデミーが「推薦対策を始めても、一般入試の勉強は減らさない」のは、そのためです。
「両方受ければ有利」とは限りません
「推薦も一般も受ければ、チャンスが一回増えるのでは?」というご相談をよくいただきます。
確かに、出願できるのであれば両方受けることはできます。ただし、推薦には準備する時間が必要です。総合型選抜は9月以降、学校推薦型選抜は11月以降に出願が始まりますが、実際の準備はもっと前から始まります。
- 総合型選抜出願 9月1日以降判定結果の発表は11月1日以降
- 学校推薦型選抜出願 11月1日以降判定結果の発表は12月1日以降
出典:文部科学省「令和9(2027)年度大学入学者選抜実施要項」。年度によって変わることがあります。
志望理由書を書く。研究計画を考える。学校内の選考を受ける。大学によっては、小論文、面接、プレゼンテーションもあります。そしてこの時期は、一般入試で二次試験の勉強を進めたい時期と重なります。
つまり、推薦を受けるということは、単純に「受験機会が一回増える」という話ではありません。推薦に使った時間は、当然、一般入試の勉強には使えません。そこまで含めて考える必要があります。
もちろん、推薦も受けたほうがよい生徒さんはいます。反対に、その準備に使う時間を英語や数学へ回したほうが、合格に近づくこともあります。
推薦を受けられるかどうかと、推薦を受けるべきかどうかは、別の問題です。
推薦と一般入試のどちらに重心を置くか
高3になったら、どこかで「今年の受験をどう戦うか」を決める必要があります。推薦を中心にするのか。一般入試を中心にして、条件が合えば推薦も受けるのか。推薦には出さず、一般入試だけに集中するのか。
赤門アカデミーでは、高3の夏、8月ごろを一つの目安にしています。
見るのは、模試の判定だけではありません。英語や数学がどこまで進んでいるか。評定は足りているか。高校で何をしてきたか。推薦のためにこれから準備するものがどれくらいあるか。そして、志望大学が何を求めているか。それらを見てご提案します。
高1・高2の時点で「自分は絶対に推薦で受ける」と決める必要はありません。むしろ、その段階では一般入試の勉強をしながら、あとで推薦も選べる状態にしておくほうが安全だと思います。
ただし、学校内の推薦枠や校内選考の日程が早い場合は、それより前に判断する必要があります。
推薦だけを見て判断しません
たとえば、推薦の条件にはかなり合っていても、一般入試の成績が順調に伸びている生徒がいます。反対に、教科の成績だけを見れば一般入試は厳しいのに、高校で続けてきた活動や探究内容が志望学部とよく合っている場合もあります。
同じ「推薦を受けたい」という相談でも、お答えは変わります。だから赤門アカデミーでは、志望理由書だけを見て「推薦向きです」と判断することはしていません。一般入試でどこまで狙えそうかも含めて考えます。
高3の夏までに確認しておきたいこと
まず、出願できるか
最初に募集要項を確認します。評定、資格・検定、学校から推薦してもらえる人数、卒業年度、共通テストの扱いなど、条件は大学・学部によって違います。ここを満たしていなければ、そもそも出願できません。
意外と後になってから気づくことがあるので、志望校がある程度決まったら一度確認しておくことをおすすめします。
高校でしてきたことと、大学で学びたいことがつながっているか
推薦では、活動実績が多ければよいわけではありません。「高校で何をしてきたのか」「なぜそれに興味を持ったのか」「大学では何を学びたいのか」。この三つがある程度つながっていると、面接でも話しやすくなります。
探究活動、部活動、課外活動、読んだ本、論文、学校で取り組んだ研究などを一度整理してみると、ご本人が推薦で何を話せそうかが見えてきます。
すでに十分な材料がある生徒もいます。高1・高2なら、これから取り組めることが見つかることも多いです。
推薦に何時間使うのか
ここは意外と重要です。「推薦対策を始める」というだけでは、勉強の計画になりません。
志望理由書、小論文、面接などに、毎週どのくらい時間を使うのか。その時間を使っても、英語や数学の勉強は予定どおり進められるのか。ここまで決まって、ようやく両立できます。
高1・高2の方へ
高1・高2であれば、もちろん志望理由書を書く段階ではありません。ただ、高3になったときに推薦を選べる状態を選べるように行動することが大事です。
評定は高1からの積み重ねですし、志望理由書に書く経験のほうも、高3になってから急には作りにくいです。
そのため高1・高2では、現在の成績や興味のある分野、高校での活動を一度整理します。そのうえで、「この分野に興味があるなら、この本を読んでみよう」「学校の探究活動をここまで深めてみよう」「この大学・学部を一度調べてみよう」といった形で、数か月先までにやることを決めていきます。
大げさな活動を増やす必要は、あまりありません。学校でしている探究活動や、普段から興味を持って調べていることの中に、推薦につながる材料がすでにあることも多いからです。
指導では、毎回話をして終わりにするのではなく、何をするのかの方向性を、ご本人の個性や志望を探りながらご提案しています。
赤門アカデミーでの進め方
- 推薦支援だけを利用する場合
- 英語・数学などの教科については、現在の学校・塾・予備校で勉強を続けていただきます。
- 教科指導も赤門アカデミーで受ける場合
- 通常コースの指導回数を、教科指導と推薦対策に振り分けます。通常コースと推薦支援を二重に契約していただくわけではありません。
まずは、普段の受験勉強を進めます。同時に志望大学の募集要項を確認して、推薦を使うなら何が要るのかを整理いたします。
出願するかどうかを決めるのは、高3の春から夏ごろになることが多いです。それまでの成績や学習の進み方、高校での活動を見ながら判断します。出願することになれば、志望理由書、研究計画書、小論文、面接、プレゼンテーションなど、必要なものの準備に入ります。
推薦は、代表と塾長が担当します
推薦については、基本的に当塾の代表と塾長が担当いたします。「そもそも推薦を受けたほうがよいのか」という相談から始まり、大学・学部選び、出願条件の確認、提出書類、小論文、面接まで対応しています。一般入試との時間配分や、保護者の方へのご説明も承ります。途中で担当を変えることはありません。英語や数学などの教科は、それぞれの担当講師が受け持ちます。
赤門アカデミーは2017年、地方出身の東大生たちと、東京大学での勤務経験がある代表などの運営メンバーで始めました。地方から大学受験をすると、東京の受験生に比べて、相談できる人や入ってくる情報がどうしても少なくなる。これは開校したころから感じていたことです。
推薦は、誰に相談できるかで情報量の差が出やすい分野だと感じています。そのため推薦についても、住んでいる地域にかかわらず、オンラインでご相談をお受けしています。
料金
推薦のための別料金はありません。通常のコースの中で、教科の指導と推薦対策に指導回数を振り分けます。
- 推薦支援だけをご希望の場合
- 月4回プラン 54,780円(税込・月額)
英語・数学などの教科は、現在の学校・塾・予備校で続けていただきます。 - 教科の指導もあわせてご希望の場合
- 月6回プラン 69,850円/月8回プラン 83,900円(税込・月額)
たとえば月6回であれば、英語・数学に4回、推薦対策に2回といった配分にします。
このほかに入塾金 54,780円(税込)を、ご入塾のときに一度だけいただきます。市販の参考書代と模試代は別途かかります。テキスト代と講習代はいただきません。
お支払い方法、支払い期限、キャンセルと返金の条件は特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
合格実績と事例
赤門アカデミーでは、東京大学の学校推薦型選抜で、文系・理系ともに合格実績があります。そのほかの国立大学でも推薦合格者がいます。
出願方針の相談、提出書類、小論文、面接については文系・理系ともに対応しています。ただし、非常に専門性の高い理系分野の口頭試問だけを依頼したい、というご相談はお受けしていません。
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高2の3月に入塾。推薦を受けると決めたのは、高3の夏でした
東京大学 文学部・学校推薦型選抜 Kさん
Kさんが入塾した時点では、推薦を受ける予定はありませんでした。
高3の夏、学校の探究活動で書いていた論文について、高校の先生から「推薦に活かせるのではないか」と勧められたことがきっかけで、学校推薦型選抜への出願を決めました。
それまでは、ずっと一般入試の勉強です。年間の学習計画を立て、毎回確認テストを行い、共通テストの準備も進めました。苦手だった数学では、学校で学年1位を取れるまでになりました。
推薦を受けると決めた後に、出願書類、研究計画書、小論文、スピーチ、面接の準備を始めています。高3の夏からでも対応できたのは、それまで何もしていなかったからではありません。高校で続けてきた探究活動があり、一般入試に向けた学力も積み上げていたからです。書類選考を通過した後、小論文・スピーチ・面接に集中して準備した期間は約1週間でした。
向いている方・お受けできないご依頼
- 難関国立大を志望していて、推薦を使うかどうかはまだ決めていない
- 推薦と一般入試の両方を考えている
- 一般入試の勉強を止めずに、推薦の可能性も残しておきたい
- 自分の場合、推薦に時間を使う価値があるのか相談したい
- 学校や現在の塾では、国立大の推薦について詳しく相談しにくい
- 地方に住んでいて、推薦について相談できる相手が少ない
- 志望理由書や提出書類の代筆
- 評定や教科の勉強には取り組まず、推薦対策だけで合格を目指したいというご相談
- 高度な理系専門分野の口頭試問だけを目的とした指導
- 短期間に多数の大学へ出願することを前提とした指導
- 常時の即時返信や、回数無制限の添削を前提としたご依頼
推薦を使うかどうか、まだ決まっていなくても大丈夫です
推薦を受けると決めてから、ご相談いただく必要はありません。「自分は推薦を使ったほうがよいのか」「一般入試に集中したほうがよいのか」「高1・高2のうちに、何をしておけばよいのか」。この段階からご相談いただけます。まず実際の指導を受けてみたい方には、2週間体験指導という入口もございます。
無料相談のあと、入塾を決める必要はありません。こちらから後日営業のご連絡をすることもありません。ご本人だけ、保護者の方だけのご相談でも構いません。