赤門アカデミーのカリキュラムは、東大・京大などの過去問30年分以上の分析をもとに、「何を、どの順番で、いつまでに」やるかから設計します。
このページでは、指導教科と配分をどう決めているのかを、実際の指導例とあわせてご紹介します。
先にお伝えしたいことは3つです。
難関大受験には、成果につながりやすい学習の順番があります。原則は、高2の秋から冬までに、できるだけ英語と数学を先に固めることです。
ただし、全員が同じカリキュラムではありません。志望校・現在の学力・学校の進度・他塾との併用状況に合わせて調整します。
計画は作って終わりではなく、毎回の課題テストや答案をチェックして、随時更新します。
カリキュラム設計の流れ
- 過去問を分析する — 志望校の出題と配点から、合格に必要な力を整理します。
- 現在地を確認する — いまの答案・学習状況・学校の進度を確認します。
- 配分を設計する — 科目の順番、時間配分、指導回数、使用する市販教材を決めます。
- 自力でできるかを確かめる — 毎回の課題テストや過去問演習で、定着を確認します。
- 計画を更新する — 結果に応じて、学習計画と科目配分を見直します。
参考書を決めるだけでなく、科目配分まで設計する。計画を作るだけでなく、答案を見て更新する。これが赤門アカデミーのカリキュラムです。
受講生さんが、今どの科目を優先し、なぜその順番で進めるのかは、学習計画表と3ヶ月に1回前後の保護者面談で共有します。ご家庭だけで毎日の学習を管理し続ける負担を減らします。
なぜ、英語と数学を先に固めるのか
赤門アカデミーの学習設計の原則は、「高2の秋から冬までに、できるだけ英語と数学を仕上げておく」ことです。仕上げるといっても満点が取れる状態ではなく、志望校の過去問対策に入れる手前まで到達することが目安です。理由は3つあります。
- 英語と数学は、入試で安定して得点できる水準に届くまで、特に時間がかかる教科です。直前の追い込みが効きにくいため、先に始めるほど有利になります。
- 読解・記述・復習のサイクルという、他教科にも通じる勉強の型を早い段階で身につけやすくなります。
- 早期に英数の土台ができると、後から理科・社会に充てる時間と余裕を作りやすくなります。
英数を先に固めるのは、高3になってから理科・社会に集中できる時間を確保するためです。
実際の運用では、高1・2生は、入塾後の約3ヶ月間は英語と数学に集中することを基本とします。受験生(高3生・浪人生)は、志望校と残り時間に応じて、最初から理科・社会を並行することがあります。私立文系志望など、受験科目によって英数以外を優先する場合もあります(後述のCさんの例)。
指導回数は、高1・2生は通常月4回、受験生は基礎力と過去問演習の段階に応じて月4回・6回・8回のコースからご提案します。教科の配分は、次のように決めていきます。
状況別・科目配分の事例
以下は、過去の在塾生の指導当時の事例です。合否や成績上昇を示すものではなく、志望校や現在地によって科目配分をどのように決めるかの例としてご紹介します。
東大文系志望・高2のBくん
判断:基礎からの立て直しが必要だったため、月4回を英数のみに配分
Bくんは偏差値の高い進学校に在籍していましたが、高1のうちに学校の授業から遅れ、高2では学校課題をこなすことに負担を感じている状態でした。課題のレベルが本人の現在地に合っていなかったため、より基礎的な内容から立て直す必要がありました。本人・保護者の方と相談のうえ、月4回の指導で夏休みまでは英数のみに集中する計画とし、社会などの選択科目は、英数の安定を確認しながら夏休み以降に開始する計画に組み込みました。
慶應義塾大学(私立文系)志望・高2のCさん
判断:受験科目に数学を使わない可能性が高かったため、英語を最優先に配分
Cさんは入塾時、志望が「私立文系」とだけ決まっている状態でした。そこで、どの学部を受けるとしても必要になる英語のみを月4回で指導することから始めました。英単語の強化で英語が想定より早く安定し、世界史での受験が決まった段階で世界史の指導を追加。さらに、併願の選択肢を広げられるように、苦手意識の強かった数学も後から指導に加えました。高1・2生の原則は英数先行ですが、このように私立文系に絞っている場合は、国語や社会を数学より優先することがあります。
東大文科三類志望・高3のDくん
判断:英数国の維持と、指導者がいなかった地理の対策のため、月6回を3回+3回に配分
Dくんは高2の11月に入塾し、得意ではあるものの穴があり不安定だった英数を5ヶ月かけて固め、本格的な東大対策に入れる状態になりました。高3の4月からは社会対策のため月6回の指導に切り替え。世界史は通っていた地元の塾で対策できていた一方、地理は課題が大きく、身近に指導者がいなかったため、英数国3回+地理3回という配分にしました。
東北大学工学部志望・高3のEさん
判断:過去問対策に向けた英数の仕上げと、化学の基礎確認のため、月6回を4回+2回に配分
Eさんは高3直前の3月に月6回の指導で入塾しました。英数は基礎が身についていたものの、東北大の過去問対策に入るにはまだ仕上げが必要だったため、6回中4回を英数に配分。理科は、物理が学校の進度も早く得意だった一方、化学は基礎事項の確認が必要だったため、残り2回は夏休みまで化学を中心に指導しました。理系の受験生の配分例の一つです。
東大文科三類志望・浪人生のFさん
判断:予備校と併用し、英語のみを月4回で集中的に指導
Fさんは予備校に通いながら、英語のみ赤門アカデミーで指導を受けていました。Fさんは帰国子女で、予備校の英語の授業は帰国子女向けに設計されているわけではないため、自分に必要な部分に絞った対策を希望しての入塾でした。塾長自身が帰国子女であり、帰国子女特有の受験英語のつまずき(文法・和訳の型など)を踏まえた指導ができます。このように、本人の希望に応じて特定の科目のみを集中的に指導することもできます。
同じ志望校でも、現在の学力や受験までの時間によって、優先する科目と順番は変わります。2週間体験では、ご本人の学習状況を確認し、志望校に向けた学習計画をご提案します。体験のみで終了する場合も、提案内容はそのままお持ち帰りいただけます。
◆各教科のカリキュラムについてはこちら
→英語のカリキュラム
→数学のカリキュラム
→物理のカリキュラム
◆指導例についてはこちら
→東大生講師Tによる音声指導例(高校2年生A君の場合)
→高3東大志望者の東大対策指導例(英語・数学編)