難関大に合格するには?

東大や京大、医学部などのトップレベルの難関大に合格するには、入試問題を見据えた勉強が必要です。
過去問を分析した上で、どのような能力が求められているのかを把握し、その能力を鍛え上げる必要があります。
その能力に早い段階で気づく、もしくはもうすでに一部を持っているという人が合格していくのです。

過去問分析は難しい…

過去問から逆算というのは当たり前に聞こえるかもしれませんが、東大や京大などトップクラスの難関大では非常に難しいです。
事実、ネットや受験業界には多くの間違った情報や一部の成功例だけをもとにした不十分な情報で溢れています。
普通に勉強している中学生や高校1・2年生で適切な過去問分析ができるのはほんの一握りです。
さらに、受験生になってから気づいてももう遅いのです。

過去問に基づいたカリキュラム

当塾では、東大・京大などの過去問を30年分以上分析して、難関大に必要な能力が自然に備わるようなカリキュラムで指導をしています。
そして、それを高校1・2年生からの記述添削、口述試験などをアウトプット指導で徹底的に定着させます。
毎日勉強はしているが、このままで難関大合格ができるか不安に思っている人に、難関大合格への道を伝授します!

赤門アカデミーでは、東大・京大・医学部・旧帝大などの難関大志望の人に特化したカリキュラムをもとに指導をしています。

なぜならば、普通の大学受験の勉強と難関大受験に向けての勉強は全く異なるからです。

選ぶ参考書や問題集ももちろんですが、それをどのように使うのかというのが大きく異なってきます。

また、これは高校3年生に入ってからの過去問演習で対策をするのでは遅いのです。

中学生、高校1・2年生、高3生の夏まで(志望校によります)のできるだけ早い時期から難関大専門の対策をしていかなければいけません。

例えば、東大では、毎年10,000人程度の受験者のうち約3,000人が合格します。

ただ、東大を志望していたがやむを得ず志望校を下げた人も含めると本当の意味での東大志望者は30,000人います。

つまり、27,000人(90%)もの人が東大受験に失敗しているのです。

そして、このような人たちは早い時期から東大の入試問題を意識した勉強ができていないのです。

赤門アカデミーでは、東大や京大などの難関大の過去問を30年分以上研究し尽くした塾長がカリキュラムをベースに、中学生、高校1・2年生のうちから難関大専門の勉強をしていきます。

◆各教科のカリキュラムについてはこちら
英語のカリキュラム
数学のカリキュラム
物理のカリキュラム
◆指導例についてはこちら
東大生講師Tによる音声指導例(高校2年生A君の場合)
高3東大志望者の東大対策指導例(英語・数学編)

赤門アカデミーでは、高1から高2年生は通常月4回、受験生は月4〜8回(本人の希望なども合わせて選択可能です)の動画もしくは音声通話による指導を行います。

この指導では全教科の対応が可能ですが、英語と数学は特に重点的に指導します。

しかし、この4〜8回の指導の中でどの教科をどのような配分で実際に行なっていくのかという質問が多く寄せられています。

よって、我々が指導科目を実際にどのように決めているのかと実際にどのような科目をどのように指導しているのか各生徒さんの例をご紹介しながら説明していきます。

指導教科とその配分の決定方法

まず最初に指導教科とその配分の決定方法をご紹介します。

高校1、2年生と受験生(高校3年生、浪人生など今年度受験を目指している方々)で大きく分かれるので分けて説明していきます。

高校1、2年生の場合

高校1、2年生の場合は通常月4回のコースをオススメしています。

この月4回の音声指導では入塾してから3ヶ月間は英語と数学のみを集中的に指導させてもらっています

理由としては、

  1. 英語と数学は他の教科に比べて入試で実際に得点できるようになるまでにかなり時間がかかる。
  2. 他の教科の基本となる勉強方法が身につく。
  3. ある程度定着してしまうと成績が落ちにくい。

の3つがあります。

理科や社会などの他の科目は本格的な受験対策は高校3年生になってからでも十分間に合います。

また、この2科目はほとんどの大学において受験科目とされ配点が高く設定されています。

よって、高校1、2年生のうちにしっかりと英数を安定させてから、余裕を持った状態で、理科社会などの選択科目の指導をしています。

もちろん、本人の希望によっては理科の指導も一緒にやったり、定期テスト期間の時のみ他の選択科目の指導もすることはできますが、我々は英数が安定するまではこの2科目に絞ってしっかり勉強していくことを強くお勧めしています。

受験生の場合

受験生の場合は、志望校が決まっている方は受験科目に絞って指導しています

配分としては、志望校の配点やその人の得意不得意によって決めています。

のちほど詳しい例をご紹介しますが、例えば東京大学などの難関大学の理系を目指す受験生は月6〜8回プランで英数を4回、理科を2〜4回指導をし、時期などをみながらたまに国語の指導もいれていきます。

文系であれば、月6〜8回プランで英数国を4回、社会を2〜4回指導をしています

また、数学と社会は塾で習っているが、英語だけ塾の講師が合わないなどの理由で英語だけ指導してほしいという希望の生徒さんには、英語のみ月4回指導させていただいています。

実際の生徒さんの例

次に、実際どのような生徒さんに対して、どのような教科をどの配分で指導しているのかという例をご紹介します。

東大文系志望の高校2年生Bくんの場合

最初にご紹介するのは、高校2年生の文系で東大志望のBくんです。

この生徒さんは4月に入塾した生徒さんです。

入塾当時は偏差値が高い進学校にはいたものの、1年生のうちに落ちこぼれてしまって、2年生になってからは学校の課題をこなすのに精一杯でした。

ただ、学校の課題が本人のレベルにあっていなかったので、もっと基礎的な勉強から全教科始めていかなければならない状態でした。

我々はまず、BくんやBくんの保護者様ととも相談しながら、月4回のベーシックコースで夏休みまでは英数のみを指導することにしました

そして、社会などの選択科目は夏休み以降の8月、9月などから英数の安定状態をみて指導を徐々に開始させることにしました。

2ヶ月間指導してきて、徐々に英数が安定しつつあるので、時間のある夏休みから社会の勉強も一気に始めていけそうです。

慶応志望の高校2年生Cさんの場合

次にご紹介するのは2月に入塾した慶応の文系学部志望の高校2年生のCさんです。

このCさんは入塾当時の2月はまだ志望校が私立文系としか決まっていなかったので、入塾時の2月は月4回の指導で、必ずどこを受けるのにも使うであろう英語のみを指導していました。

1ヶ月間指導をしてみて、英単語を強化しただけで我々の想定より早く英語が安定していき、また早慶などの文系の学部を世界史で受けることが決まったので、3月から4月にかけては、世界史の勉強もはじめました

このように、高校2年生の段階で私立文系に絞っている生徒さんの場合は数学よりも国語や社会科目を優先させる場合があります。

よって、ほとんどの高校1、2年生は英数の指導がメインになっていますが、彼女の場合は例外として英語と世界史を勉強しています。

しかし5月からは、英語が安定してきたこと、またセンター利用などでMARCHや関関同立クラスの私立も受けられると安心であるということで、苦手意識が最も強かった数学も指導に取り入れました。

現在数学の勉強法をつかむのに3週間以上も苦労をしましたが、なんとか勉強法がうまくつかめて自分で勉強が進められる状況になっています。

このように、月4回の指導で英語と世界史をメインで数学もはさみつつ指導を行なっています

東大文三志望の高校3年生のDくんの場合

次は、東大文系志望の高校3年生のDくんをご紹介します。

Dくんは去年の11月から入塾してもらいました。

昨年度までは、割と得意であったが穴がありやや成績も不安定だった英数を5ヶ月間指導していきました

その成果がでたのか、英数は現在本格的に東大対策ができるまでになりました。

そして社会科目の指導をはじめるために4月から月6回のコースに切り替えました

Dくんの場合は社会科目は世界史と地理を選択していましたが、世界史は近くの塾で授業を受けており、あまり問題もなさそうというのと、地理が格段に苦手で周りに地理を指導してくれる先生がいないということで、月に英数国を3回、地理を3回という配分にしました

受験生の場合は受験科目や本人の得意不得意なども加味しながらこのように臨機応変に合格率が少しでも高くなるように、指導科目とその配分を選んでいきます。

東北大学工学部志望の高校3年生のEさんの場合

東北大学の工学部志望の高校3年生のEさんは理系の難関大学を目指す典型的なカリキュラムで指導しています。

Eさんは高校3年生になる直前の3月から月6回のアドバンスコースで入塾してもらいました。

英語と数学は基礎的なことはしっかり身についてはいるものの実際に東北大学の過去問対策をしていくのに、必要な基礎力がまだ完璧ではなかったので月6回中4回を英数の指導にあてています

残りの2回は理科の指導に当てているのですが、物理は学校での進度が早く、本人も得意にしていて、化学が基礎的な事項も怪しいということで、夏休みまでは、化学メインで指導することにしました

これが、典型的な理系の受験生の指導になりますが、このように理科の選択科目も本人の得意不得意に合わせて決めていきます。

東大文三志望の浪人生Fさんの場合

最後にご紹介するのは、東大文三志望の浪人生Fさんの指導教科をご紹介します。

浪人生のFさんは実は我々の指導とは別に予備校に通っています。

よって、我々が指導している英語以外の教科は全て予備校の授業を受けています。

英語に関しては、Fさんは帰国子女ということで予備校の授業を受けて対策することは、非効率的だと思い、この赤門アカデミーに問い合わせてきました

我々には帰国子女の講師が多数在籍しています。

実は、東大の英語は帰国子女との相性がよく、適切に対策していけば高得点が期待できます。

ただ、予備校の授業は帰国子女を対象にしているわけではないので、文法や構文解析の授業など、無駄な部分が大きいです。

さらに、帰国子女には帰国子女特有の受験英語、東大英語での弱点があるため、そこを集中的に補えるわけではありません。

自分に必要な部分のみを効率的に対策して東大英語を得点源にしていきたいということで、月4回コースで 英語のみの指導をしています

このように、本人が希望すれば特定の科目のみを集中的に行うことができます。

まとめ

以上が、赤門アカデミーで指導を受ける際の指導教科とその配分の決定方法、そして各生徒さんの指導教科の例になります。

このように、ほとんどの生徒さんが高1、2年生の間は英数をメインで指導していきます。

受験生になると、志望校やその生徒さんの得意不得意に合わせて指導教科を決定していきます。

このように我々は生徒さんの志望校や現在の学力、本人の希望など多角的な面から臨機応変に指導教科とその配分を決定していきます。

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